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「がんと生き、母になる 死産を受け止めて」 著者:村上 睦美

取材に走り回っていた38歳の女性新聞記者が突然血液がん「悪性リンパ腫Ⅳ期」と診断された。「治療は?」「仕事は?」「子どもは?」と次々と迫られる選択に必死に答えを出した。治療は成功し、がんは消え、治療半年後には双子を自然妊娠する。無事出産するため仕事を辞めるが、1人は死産となる。その後、再発・再々発がんや自己免疫疾患、心臓病と次々に襲ってくる病気と闘ううちに、著者は「自分は長く生きないだろう」と考えるようになる。遠くない将来の死を覚悟し「娘にきょうだいを」と願う。がん宣告から46歳で再び出産するまでの9年の記録。第14回開高健ノンフィクション賞最終候補作。

著者:村上 睦美
版型:四六版
頁数:320頁
定価:1,600円+税
発売日:2019年3月24日
SIBN: 978ー4-9920578-0-9

目次

プロローグ「ハンドベル」
第1章「発病」
第2章「悲しいお産」
第3章「入院、再び」
第4章「再々発」
第5章「静かな戦場」
第6章「45歳の願い」
第7章「奇跡の子」
第8章「アンディ」
エピローグ「母の日のクッキー」

著者から一言

がんは「不治の病」と言われた時代と違い、いまは効果的な薬も次々と開発されて治療法の選択肢も増え、延命率も高くなっています。が、若くして発病すると、治療の副作用や後遺症により、仕事や家庭など患者の人生に大きな影響を及ぼすことも少なくありません。本書は、がんと闘いながら、自分の望む人生を生きようともがく元新聞記者がつづった闘病記です。若いがん患者やその家族の方々の参考にしていただくため、医師・看護師とのやり取り、患者らとの会話、心の葛藤を正直に書き、また、詳細な治療記録も付けました。どなたかのお役にたてれば幸いです。

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